理学療法士ランナーのラン&ワークブログ

40代子育て中おじさん理学療法士ランナーの練習日誌とサブ4を目指す初心者へのランニングに役立つリハビリの知識を中心とした日常の記録

練習日誌20/12/19ジョグ10km 大会前日の過ごし方

翌日12/20(日)がハーフリレー出場のため前日はジョグ。

実際のコースを試走しました。

本日のメニュー

ジョグ10km

快調走

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大会コースの一部(走れない部分もあったので)を10周ほど試走。

やばい登りがきつい、そして急カーブ(ほぼ180°近い)が数か所。

これはタイムがでないな・・。

そしてきつそう。

ただでさえ1500m全力3本なんて地獄なのに。

長距離じゃないんでそれほど疲労抜かないである程度動かしておいた方が身体のキレがでそうなので10kmほどコースを叩き込んでおきました。

 

大会前日の過ごし方

大会前日は基本的にハーフ以上の距離の場合は2-3kmのジョグ+WS。

それより少ない距離の場合は10km程度のペース走にしています。

特に根拠はありませんが、経験上その方がタイムがでやすいのでそうしています。

 

ここからは個人的な見解ですが・・

 

パフォーマンスを上げるには末梢の筋組織の損傷や炎症を回復させエネルギーを貯蔵しておくことと、中枢性疲労といわれる運動の命令を送る脳の疲労を回復させておくことが重要と考えられます。

ハーフより長い距離の場合は本番で長時間の運動を継続するため、より中枢性疲労を残さない状態、つまり長時間の精神の集中から解放された状態にしておく必要があります。

その上で筋のエネルギーの貯蔵もより多く必要なためテーパリングやピーキングが長い期間必要と思われます。

その代わり練習量は減少するため瞬発的な筋出力や筋のボリュームはやや低下しやすい状態となりますが、そもそも長距離でのレースペースは自分の最大速度に比べて遅く大きい筋出力を必要としません。

よって短い距離でスピード練習を少ない回数行い心拍負荷と最低限の筋力維持ができればよいと考えています。

 

一方で比較的短い距離の場合はより自分の持つ最大出力により近いパフォーマンスが求められるため、より筋機能を高い状態に維持しておく必要があります。

レース自体も短い時間で終わるため、それほど中枢性疲労の回復は要求されないということと、筋の炎症が起こらない程度で高い運動負荷運動量と翌日回復できる程度持続的な心拍負荷で、LTを少しでも上げておいた方がパフォーマンスが出やすくなるものと考えられます。

 

とこんな感じで前日の練習について考えてみました。

当然ながら睡眠や内臓の負担にならない食事のチョイスは大変大事です。

まだまだ疲労って科学的によくわかっていないことが多いんです。

いろいろ新しい知識をアップデートしていくようにしたいと思います。

 

次回はハーフリレーの結果について更新します。