練習日誌20/10/10ジョグ8km 差し込みについて考える
ここ数日雨が続き2日間ランオフ。
もった暑かったらシャワーランするんですけどね。
今風邪をひいて熱出すともれなく出勤停止とコロナ検査しないといけないんで自重します。
今日も☔で走れないかなと思っていたら日没前にやんだので急いでジョグに行きました。
本日のメニュー
ジョグ8km
快調走。
時計も見ずに走りました。
そろそろ疲労も抜けてきて調子は良かったのですが、最後の1kmは差し込みが強くダウンジョグにして、ラストだけWSしました。
普段差し込みが出ることはほとんどないんですが、走る予定がないところを急に走ったからですかね。
差し込みについて考えてみました。
差し込みについて
いろいろ情報収集すると差し込みは肝臓による横隔膜の牽引や横隔膜の運動による虚血などによる痙攣が原因とされる説が多いようです。
結局分かっていないことが多いというか研究すらあまりされていないようです。
ここで疑問が・・・。
横隔膜の痙攣が原因とするならば吃逆のように呼吸に影響がでるはずでは?
肝臓が影響しているのならば必ず右わき腹に強く痛みがでるはずでは?
そう痛む場所って毎回若干違うような気がします。
僕の場合は左の肋間に近いようなやや高めの部分がよく痛みます。
ランニングの前半に出ることは少なく後半が多いような気がします。
呼吸療法士として考えるには本当に痙攣が起こっているならば必ず吸気に影響が出るはずです。
なので痙攣が起きているということはないでしょう。
あと運動時は骨格筋血流量は増加します。
横紋筋である横隔膜も虚血ということは考えづらいですね。
走行速度を落とすと痛みが治まりやすいことから虚血というよりは酸素の需給バランスからくる組織の低酸素状態と考えた方がしっくりきます。
なんとなく痛みの部位的には場所的に横隔膜も関与していそうな気がします。
痛覚のある内臓としてはあとは胃腸ぐらいですか。
満腹で走るとわき腹が痛みなるので胃腸が原因の可能性もありますが、ランニング後半の痛みは何か違う気が・・・。
他に考えるとするならば関連痛や脊髄神経、肋間神経などでしょうか。
個人的な考えとしては痛みの出るタイミングや場所によって単一ではない原因があると思います。
よくある脇腹の差し込み、人によって出やすい側があるようです。
そう考えると長時間の運動による横隔膜や脊椎周囲筋の低酸素と硬直、それにより起こる直接的な痛みやその筋を通る脊髄神経を介して起こる痛みが主な痛みではないかと予測します。
そう考えると人により痛みのでやすい場所が違ったり、スピードを落とすと痛みがやわらいだりといった点に納得がいきます。
あくまでも予測ですけど・・・。
対策として体幹を鍛えて内臓を固定するというものをよく見かけますが、トップアスリートでも痛みが出ていることと、あくまでも予測ですが上のような原因で痛みが起こるとするならば体幹の柔軟性をつけて神経滑走をよくすることやランニング中に時折体幹を緩めて脱力することが良いのではしょうか。
体幹を鍛えるという観点は良いと思えますが、固定するのはちょっと違う気がします。
低酸素改善という点では貧血を予防する栄養療法も良いと思われます。
まだまだ分かっていないことが多いこの差し込み。
これからもいろいろ調べてみたいと思います。