理学療法士ランナーのラン&ワークブログ

40代子育て中おじさん理学療法士ランナーの練習日誌とサブ4を目指す初心者へのランニングに役立つリハビリの知識を中心とした日常の記録

練習日誌21/2/13ペース走→ジョグ16km 大ブレーキ!ブレーキについて考える

ペース走のつもりで走り始めたものの走る前から体が重く、その影響もあって大ブレーキでした。

ペース走→ジョグ16km

設定キロ4分51秒の予定

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走りはじめから現在の設定ペースに比べてオーバーペースではあるものの、以前の設定ペースより遅いペース。

本当ならそれほどつらくないはずなのに呼吸もつらく足も動かない。

結局5km時点でペース維持をあきらめてジョグに切り替え。

その後もかなりペースを落としているのに心拍数は下がらずあまり楽にならない😨

結局歩くようなペースまで落として距離だけは刻みました。

水曜、木曜とセット練でペース走、インターバルやった疲労が中1日では抜けてなかったかな~❗❓

ペースを変えて強度を落としただけでは疲労はそれほど変わらないのかな❓

このところ大ブレーキになってしまうことがちょいちょいあるのでもう少し疲労をしっかり抜いていきたいと思います。

 

 

大ブレーキ!

ブレーキというと思わず今年の箱根を思い出してしまいますが、スポーツの世界ではこのような突然の動作の不調の原因として「ジストニア」というものが考えられています。

ラソンなんかだと俗に「ぬけぬけ病」なんかといったりしますが、筋肉が自分の意志とは関係なく緊張してしまう症状です。

かつては「イップス」といい心因性と考えられていましたが、現在は脳の一部の問題だと考えられています。

ジストニアにもいろいろな種類があり、スポーツでは職業性ジストニアに分類されます。

今回の僕のブレーキはジストニアとは関係ないですが(一流選手でもないし・・)、ジストニアは脳の問題ということで症状がひどいと薬や手術、頭部への電気刺激や磁気刺激が検討されることがあります。

感覚入力をトリガーに緊張が発症するともいわれリハビリでは知覚トリックが用いられ、実際にサングラスなどで視覚入力を変化させたり、音楽を聴く、ガムをかむ、テーピングを巻く、動作に入る時に意識的に注意を向ける感覚を変えるなどの対策を練習の中で行います。

他にもマラソンにおいては以前の僕のように低体温症だったり、脱水症、低血糖疲労、怪我などがブレーキの原因になります。

ptakitaro.hatenablog.com

安定したパフォーマンスを出すということも大切なことなので大会でこうした状態にならないように練習での問題点を分析して対策を立てていきたいと思います。