練習日誌21/2/11インターバル 肩甲骨を意識
腕振り練習を始めてからどうも左の腕の振りの際に肩先が前後にぶれて体幹が連動して回旋してしまうことが気になります。
今回はその修正についての考察です。
本日のメニュー
インターバル
1km×5本 レスト150秒 設定キロ4分12秒
まあ設定ペースを落としているので設定はクリアしています。
余裕を持って走るとやはりフォームが気になるということで、腕振りについて考えます。
肩甲骨を意識
肩が前後にぶれるということは腕の振りに肩甲骨周りの動きではなく、脊柱(背骨)の側屈や回旋の筋が作用しているということです。
つまり体軸がぶれて、腕の振りもうまくバランスに使えずエネルギーロスしているということ
プラス
肩甲骨の周りの筋が緊張してしまい作用していないことで呼吸補助筋の作用も邪魔されて呼吸の効率も落ちているということです。
腕の振りはほとんどが慣性(勢い)で自然に振られますが、主で働いているのは肩を後ろに引く伸展筋です。
肩そのものの動きと肩甲骨の動きは連動しており、肩甲骨が自由に動くことで肩も後方へ大きく動かせます。
よって肩甲骨を自由に動かして緊張から解放するためには脊柱が安定(緊張させてガチっと固める固定とは違います。)していることが重要です。
逆に言うと肩甲骨周りが左右対称に自由に動かせる状態で走れていれば脊柱は安定できているともいえます。
(※安定は緊張させるわけではなく左右がバランスよく反対方向に力を加えたり緩めたり、力をいれていなくても崩れないように重さがつりあっている状態です。
動かないことに固定との変わりはありませんが、固定してしまうとそれ以上力が発揮できず次の動作に入れません。)
肩甲骨周りの筋の一部や体幹の筋の一部は呼吸の補助筋としての機能も持っています。
参考までに専門的な言葉になってしまいますが、
息を吸うときの補助筋は大胸筋、小胸筋、僧帽筋、菱形筋、前鋸筋
息を吐くときの補助金は下後鋸筋、広背筋、腰方形筋
です。
ランニングでは呼吸の補助筋は息が上がってきた時に参加してきますが、緊張しているとその働きが弱くなってしまいます。
それ以前に通常の呼吸でも呼吸補助筋が緊張していると息を吸って胸やお腹が拡張することやしっかり息を吐き切ることを邪魔してしまいます。
呼吸には予備能力があるので普段の生活ではよほど呼吸機能が落ちない限り気になることはありません。
ということで今回は走るときに肩甲骨が腕の引きとともに下回りに回旋し、脊柱方向に滑り、腕が戻るとともに肩甲骨も戻ることを意識しながら走りました。
意識している間はいいですけどね・・・・。
やっぱ難しい。
言うのとやるのは違います😅
しばらく練習を続けていきたいと思います😤