理学療法士ランナーのラン&ワークブログ

40代子育て中おじさん理学療法士ランナーの練習日誌とサブ4を目指す初心者へのランニングに役立つリハビリの知識を中心とした日常の記録

練習日誌21/1/24ジョグ6.5km 久しぶりの飲まない週末、アルコールの身体への影響

ダイエットといいつつ数年ぶりに64kgと逆に増量してしまったことをひたすら反省し、今週はこれまた何か月ぶりかの禁酒です。

本日のメニュー

ジョグ6.5km

快調走

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昨日と同様に高架下往復ラン。

20往復❗

距離は大したことありませんが、目が回りそうです😵

土日☔で今週末はしっかりしたポイント練ができず。

やっぱスピンバイクが欲しい。

まあ最近モチベーションが下がり気味だったので良い休養になりました。

 

飲まない週末、アルコールの身体への影響とは

ほぼ毎週のように週末は飲んで食べて気が緩んでいますが、今週はお酒は控えることにしました。

仕事上患者さんの生活運動指導でもアルコールについて行うことがありますが、身体への影響についておさらいしたいと思います。

 

・脱水の原因になる

アルコールを水分だと思って摂取している方がいますが、アルコールは給水にはなりません。

水分も含まれてはいますが、アルコールを分解する過程で水分が利用されてしまうためにむしろ血管内の水分が減ってしまいます。

そして血中のアルコール濃度が高くなることで血管は拡張し、身体の末端の静脈やリンパ管の中に水分が貯留しやすくなり老廃物が貯まることでむくみやすくなります。

夜アルコールを摂取すれば顔面がむくみやすいことになります。

また、アルコールは利尿効果も強く、尿による水分排出も進みます。

なので体はむくんでいるけど血管内は脱水状態ということになります。

夜寝る前にお酒を飲んで水分はあまりとらず寝ている間に脱水が進み朝脳梗塞で発見されたり、暑い中ゴルフをしながら水分補給のつもりでお酒を飲んで脱水が進んでプレー中脳梗塞になるといったことが起こる原因になります。

 

・筋肉の合成の阻害と分解の促進

筋肉は毎日合成と分解が繰り返され、自分の体は毎日同じように感じますが、数日後には全く別の細胞に入れ替わっています。

アルコールを摂取することで筋肉を合成するホルモンの分泌が減少するといわれています。

また、筋肉の分解を促進してエネルギーに変えてしまう物質も多く分泌されます。

これにより分解>合成の状態となり筋肉量が低下しやすい状態となります。

あくまでも相対的なものなのでその他の合成を促進する要素である例えば筋トレをした後であれば本来合成>>分解となるはずが合成>分解のように筋トレの効果が減少してしまうということになるため、トレーニングの直後など合成されやすいタイミングでのアルコール摂取は控えた方がより良いトレーニングとなるでしょう。

 

・カロリーの過剰摂取や栄養障害

アルコール自体カロリーが高かったり、アルコールのエネルギーが摂取後優先されて利用されるため、食事のエネルギーが体脂肪として蓄積しやすかったりします。

また、アルコールのつまみはカロリーの高いものが多いのが特徴です。

カロリーの過剰摂取となりやすいだけでなく栄養価の片寄にもなりやすいため、休肝日を作るなどアルコールを摂取しない日を作るなどしないと肝臓に悪影響があるだけでなく、カロリーは摂取しているのにビタミンなど栄養障害を起こすこともあるため注意が必要です。

 

アルコールは適度に摂取していいお付き合いをしていけばそれほど問題のあるものではありません。

市民ランナーとして記録を狙っている方であればアルコールに関してもある程度制限が必要かもしれません。

もちろんアスリートでもお酒をたくさん摂取される方もいますが、依存性や内臓へのダメージの蓄積は確実にありますので長く競技を続けるためには、すぐに影響がでなくても長い目では節度を持ってお酒と付き合っていくことが必要です。

 

僕も楽しんでお酒もランニングも続けられるようにしていきたいと思います😊