練習日誌21/1/9ジョグ16km 氷点下でのランニングを考える
朝ランをする僕としてはここ数日の寒さはきつい・・😰
走りはじめ気温-5°。
夏に比べあまり考察されることの少ない寒さとランニングの関係について考えてみました。
本日のメニュー
ジョグ16km
設定キロ4分30秒
先日VDOTからペース設定を修正したので
張り切って走り始めましたが・・・
体が動かない😵
5キロでペース維持をあきらめてジョグに切り替えたのに、なんだろうジョグペースでもめっちゃきつい😓
結局体重は落としたいので距離は刻みましたが、普段のジョグよりも遅いペースで走り終えました。
体調も悪くないし、気温の問題なのかなと思い調べてみることにしました。
氷点下でのランニングを考える
調べると気温の上昇とタイムの関係の研究はいくつか見つかるものの、気温の低下とタイムの関係についてはほとんど見当たりません。
極寒でもマラソン大会が開かれているのでそれほど関係ないのかもれないと思いつつ調べ続けると
まず気温と記録の関係で2012年「Impact of Environmental Parameters on Marathon Running Performance」(フルマラソンの記録に影響する環境要因)という論文がみつかります。
この論文からはだいたい6℃から8℃ぐらいが記録が出やすいようで、気温がこれ以上上がると記録が落ちることが示されており、どの程度影響するか研究されています。
ここから6℃以下でもどの程度の影響があるのかは不明ではありますが記録が落ちると思われます。
ここでよくよく考えると暑さ対策には限界があるけど、寒さはそれなり防寒対策ができることに気づきます。
だから本来記録に影響はでにくいですよね。
そういえば普通に0℃以上ある日と同じ服装で走ってた😲
そこで低体温症という言葉が頭によぎります。
箱根でよくみられるあれですね。
以下論文より抜粋です。
「低温では骨格筋の伸張短縮サイクルの時間が延長し,短縮時の最大筋力低下を認め,運動効率が低下する.また,低温下では最大酸素摂取量も低下するために,疲労をきたしやすい.したがって,熱産生のエネルギー源である糖質摂取が重要である.寒冷環境下において空腹の状態で運動を行うことは避けるべきである,特に冬の朝などにジョギングを行う際には注意して頂きたい.」
ランニングと低体温症
臨床スポーツ医学 Vol 32, No 11(2015-11)
全部あてはまってんじゃん😱
低体温症だったようです・・
皆さん気温に合った服装で走りましょうね。