理学療法士ランナーのラン&ワークブログ

40代子育て中おじさん理学療法士ランナーの練習日誌とサブ4を目指す初心者へのランニングに役立つリハビリの知識を中心とした日常の記録

練習日誌20/9/18ジョグ5km 倒立振子を意識してエネルギーロスを減らす

昨日もブログ更新できず・・。

仕事を頑張ったその分明日から4連休をいただくことができました😁

子どもが部活で忙しいので家族で遊びにはいけません。

オンラインマラソンも登録したのでこの連休は気持ちを入れ替えてオンラインマラソン前最後の追い込みにします。

その前に今日はつなぎ練でジョグ。

今週はポイント練やらずに練習強度を下げた分フォームを意識して走りました。

本日のメニュー

ジョグ5km

快調走ですが、ポイント練さぼった分若干早めのペースにしました。

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まあまあきれいなビルドアップになってます。

つなぎとしてはまずまずでしょう。

フォームを意識して走りました。

 

倒立振子とエネルギーロス

以前ストレッチショートニングサイクルについて書きましたが、今回はその後接地についてです。

ptakitaro.hatenablog.com

 倒立振子は下の図のように振子をひっくり返したものです。

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運動エネルギーと位置エネルギーを変換し続けることで運動し続けるモデルになります。

ランニングでの接地では(今回は接地のパターンは問いません)接地した時のスピード(運動エネルギー)が体が足の上に乗り込むときに重心を持ち上げられ位置エネルギーとなり(この時減速する)、またそこから足に対して体が前に倒れていくことでスピードが上がり運動エネルギーに戻ります。

 

これが倒立振子でランニングでは振幅が小さいのが理想になります。

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実際のランニングでは倒立振子のように足部(土台)が最初から固定されているわけではないので、接地した瞬間、接地の位置が重心より前であればあるほど反力の後方への成分が強くなりブレーキになります。

そのため極力重心の真下で接地できることが理想になります。

ここでいう重心は体全体の重心ではなく、骨盤が前方に乗っている重さを運ぶため上半身の重心であり、以前説明した抗重力活動で脊柱は大きく前弯しているので、骨盤よりも少し前で接地することにはなります。

 

接地したらそのまま上半身の重さをエネルギーにして倒立振子の原理で足の力で運ぶことは意識せずにスピードを上げていきます。

 

ここで後方に足が流れてしまうと重心が沈みすぎてしまい、次のフェーズで重心を上げるためにエネルギーを使ってしまい上下動が大きくなりエネルギーロスとなります。

 

よってストレッチショートニングサイクルを使って早く楽に足を戻してしいくことが大事になるわけです。

 

今回意識したのは

  1. 接地をなるべく速く優しく上半身の重心の下へ持っていき、接地したら上半身の重みで前に進むこと
  2. ストレッチショートニングサイクルを使って楽に速く足を戻すこと

で、これができると楽にピッチを上げて走ることができます。

 

そこまでスピードを上げなければだいぶいい感じで楽に走れるようになったんですが、まだスピードを上げるとフォームが崩れて、接地の時に伸展活動が出せず重心が下がって足への負担が上がったり、重心よりもだいぶ前方で接地してしまい上下動が大きくなってしまっています。

 

まだまだ練習が必要ですね😥

 

明日はLSDフォームを意識して頑張ってみたいと思います。