リハビリ勉強ノート⑯ 暮らしで役立つ心理学2
リハビリや生活の中で役に立つ心理学について昨日の続きです。
昨日の記事はこちらから
1.ハロー効果
相手が持っている部分的な良い面・悪い面に対する評価を相手の全体的な評価に影響させることをハロー効果といいます。
例としては高学歴だったり、大企業に勤めているとその人が人格的にも優れていると思ってしまうことが挙げられます。
注意しなければいけない点はこの効果はネガティブにも働くという点で、言葉使いや礼儀、身なりなどが自分の全体的な評価を下げてしまうということです。
ポジティブな働きを有効に使うためには自分の強みをよく理解して他者に説明できるということではないでしょうか。
単なる自慢ではなく相手の求めている点を合致していることが大切です。
2.カクテルパーティー効果
人間の脳は、聞いている音の中から必要性・重要性の高いものを選別して、重点的に聞き取っており、パーティーの中でも自分の名前を呼ばれると気付くことができるということからカクテルパーティー効果といわれます。
会話の中でできるだけ相手の名前を呼ぶようにすることで無意識のうちに注意や関心が自分に向けられるので、相手の名前をしっかり覚え、興味の持っている話題や関連するキーワードを頻繁に出すことも関係を深める上で効果があるといえます。
3.オープンポジションとクローズドポジション
上の図はオープンポジションとクローズポジションです。どう感じますか?
腕や足を開いている形をオープンポジション、逆に腕や足を組んだりする姿勢をクローズドポジションといいます。
人はリラックスして心を開いているときにはオープンポジションをとる傾向があります。
その逆に緊張や不安感、拒絶感などを持っているときはクローズドポジションをとりその時の精神状態を表しています。
その他にもオープンポジションでは相手への説得力が高いなどの特徴があります。
会話する際の自分や相手の姿勢に注意を向けてみましょう。
明日はポイント練習なので今日はここまで。またラン休の日に続きにしたいと思います。
今日の参考文献も
からでした。
お付き合いいただきありがとうございました。