練習日誌2020/7/3 5kmジョグ(ビルドアップ)+ランニングでのピッチについて
本日のメニュー
5kmジョグ
今日の練習は5kmのジョグ。調子が良かったので途中からビルドアップして
明日は☔予報なので半分ポイント練に近いかたち。
最終的にはだいぶペースをあげました。
雨の日は近くの高架下を30分ほどジョグすることにしているので、明日はたぶんそうなるでしょう。降っていなければ16kmペース走の予定。
タイム的には良かったのですが、結果には載せれてない平均ピッチが180切りなのがやや不満!
今の目標は180越えのピッチで経済的に走れるフォームを身に着けることです。
なぜピッチにこだわるかについては次の項目で
ピッチについて
ランニングではよくピッチ走法、ストライド走法という言葉を耳にします。
しかしながらピッチがどれくらいなら、ストライドがどれくらいならという基準はありません。
ランニングのピッチに関する研究を探すと
ほとんど最近の文献、論文は見つかりません。
これはなぜか
そう、もう研究しつくされているのです。
過去の大きな大会でのランナーのピッチの分析結果1分間180回(1レースの平均)を下回るランナーはほとんどいないことが分かっています。
当然同じレースの中で170台になることや200を超えることもあります。
しかしながら平均は180回/分超えなのです。
それは同じ速度であればピッチは遅くなるほど滞空時間が長く、上下動は大きくなりエネルギー効率が悪く、足の疲労も大きくなるからです。
一方で
一定スピードにおけるランニング中のストライドとピッチから、エネルギー代謝を調べた報告によると、長距離競技者にはそれぞれ至適なストライドやピッチがあり、鍛練者の経済的な走行は無意識に走っている時と論じられています。
つまり意識的にピッチやストライドを変えると呼吸や疲労の観点から効率が下がってしまうのです。
これらから練習について考えると、パフォーマンスを向上させるためにはピッチを180を目安に上げて練習していくことで、無意識で走れる至適なピッチが180以上となるフォーム、要するに経済的なフォームが獲得できるといえます。
ちなみに身長や脚長は高速走行のピッチには影響しないといわれています。
ジョグの場合もピッチを落とすのではなく、ストライドで速度調整する方がフォームという点ではよいのではないでしょうか。
異なる走ピッチが換気性作業閾値および走能力に及ぼす影響 日本生理人類学会誌Vol.5, No.3,2000年8月
ピッチが上がらない理由は人それぞれいろいろあると思いますが、僕の場合は左足が後ろに流れがちであることが修正課題となっています。
一度自分の走行フォームを動画でとって一流選手と比較してみてはいかがでしょうか?
理学療法士やAT(アスレチックトレーナー)は動画での動作分析よく行います。オーバーユースのスポーツ障害の原因も分かりますしね。